バランス

先日の管理会議では、今後のカリヨンの方向を踏まえ、危機感を前面に出した叱咤激励がなされました。平成10年に最初の「知的障害者通所授産施設れもん」が開所して今年7月から20年目に突入します。企業30年説、という衰退論を説かれ、16年目の折り返しから早や4年が経とうとしてる今において、社会全体における障害福祉産業の構図も変化してきています。それは、措置制度から支援費制度という契約制度を導入した平成15年から始まり、社会福祉法人以外の法人も入所施設以外のサービスに参入できるようになった、ということも大きく影響しています。サービス、とさらりと書きましたが、支援をサービスと言い換えることについて、どれほど支援者側の意識に変革があったのでしょう。
そう言った環境の変化に、見失いそうになるのは、変わらずそこにいる利用者さんの存在。彼らの生活は変わったかもしれませんが、本質は変わっていないと思います。そこを見失うことなく、人間同士の関わりとした産業であることが望まれるのだと思います。しかし、それだけではなく、社会福祉法人を存続させるための経営手腕もいるということ。確かにいいサービスを提供する自信があって、その商品(支援サービス)を一人でも多くの人に届けたい、というのは至極まっとうな考えとは思います。しかし、能力を超えて、限界を超えてまで届ける、となるとどうなのでしょうか。「限界」の認識が管理者側と現場側で相違があることは間違いないことだと思います。それを丁寧に埋めていく作業が要りますね。ちょっと後半ぼやきました。どの立場でのぼやきだったのでしょうか。。。

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by glassart-lemon | 2017-05-25 19:41 | 松前勝洋 | Comments(0)